Yasu

ADSL 〜速度UP〜


ADSLもだいぶ普及してきました。データの大容量化とストリーミング放送の普及にて多くの人がネットに繋いでいます。
自宅から接続しているユーザーでADSL及びCATVを合わせると利用者数が五割を越えた記事を見かけました。
少しでも速度UPをしたいユーザーの参考になればと思い書いてみます。

目標は1Mbps

私は1.5Mbps回線契約から12Mbpsへ変更しました。
通常のサイトを見る限り、1Mbps以上の速度を確保出来れば、快適に使えると思います。
ADSLやケーブルTV回線では速度品質は保証されていません。(ベストエフォート型)
つまり、実際開通するまで、実測速度が判断できません。
距離等の計るサイトもありますが、あくまで参考程度です。

基本的な速度UP

まずはモジュラージャック・スプリッター・モデム(ルーター)等を繋げる、電話線を短くすること。
これはノイズの影響を受けやすいためです。
モジュラージャックから離れてい場所でPCを使いたい場合は、LANケーブル、若しくは無線によって
距離を伸ばすのが適当だと思います。
また、電話線の近くにインバーター機器を使った家電製品(冷蔵庫等)を遠ざける。
使っているモデムが古い場合は交換をしたり、中に組み込まれている、ファーム(プログラム)を
上げることによって速度が上がる場合もあります。
大幅増とは行きませんが、若干でも上がる見込みはあります。
利用環境で出来る限りの範囲で設置位置等を決めていって下さい。


細かい速度UP

少しでも速度をUPを計りたい場合は、MTU・RWINの調節をするのが良いと思います。
これはTCP/IPのデータ量(パケット)を調節することをします。
Windows98・MEのOSでは、初期値のパケットが小さく設定されています。
一度にダウンロードするパケットのデータ量を多くすることで、
サイトのアクセスをスムーズに出来るようになります。
お勧めのフリーソフトは、みーさんの「NetTune」になります。
手軽にMTU・RWINの設定を変更できます。
MTU・RWINはOSの、レジストリ(根幹)となる部分の設定を変更することになります。
万が一に備えて、レジストリのバックアップはとっておきたいものです。
なお、Windows2000・XPは初期のパケット量は大きく設定されています。
変更しなくても、ある程度速度は確保出来るでしょう。

ADSL導入後のユーザー

私の周りの友達にADSLに変更してから、「ネットのアクセス時間が増えた。」
と話してくれることがありました。
ちょっとした調べものをする際に辞書代わりに使う。
ネットの回線速度が上がったこと、XPの普及により起動時間が短縮されPCを
上げやすくなったためと感じます。

ネットの利用時間はTVを見る時間に反比例をする話を聞いたことがあります。
特に女性ユーザーは自宅でネットにアクセスをすることが多いようです。
あとはセキュリティー対策を最低限することが重要だと感じます。

次世代規格(ADSL)24・26Mbpsさらに50Mbpsへと

技術革新により1.5M・8M・12Mと速度が上がってきましたが、24Mbpsと50Mbpsというさらに速い規格も
話題になってきています。
しかし、ADSLの基本的な部分。交換局から近いユーザーが速度の恩恵を受けられる見方です。
現状、2〜3Mbpsでは、あまり速度UPが期待出来そうにないです。
8Mbps以上の高い速度帯域で利用されているユーザーにはメリットが出てくると思います。
また、ファイル転送・音声通信・IP電話の影響から上り回線の速度を求めるユーザーも増えてきています。
この点では上りでも3Mbpsの速度を出せる規格も発表されいます。
この上りの速度規格は比較的、交換局から離れているユーザーも恩恵を受けられると見られています。


やはり光ファイバー(FTTH)

最終的には光ファイバー(FTTH)の利用を考えてしまいますね。
安定した回線品質、広い速度帯域での利用。
普及には多くの時間がかかると思いますが、既に導入されているユーザーも増えてきています。
やはり導入コストと月額の料金が高いのが今一歩踏み出せないと感じます。
又、サービス提供地域に入ってない等の問題もありますが、今後普及することでしょう。


速い回線の環境が揃っても、アクセスするサーバー側が混んでいた場合での対策は無いです。
この点はサーバー側に望みを託すしかありません。

ネットの速度は今後も高速になっていくことでしょう。
もちろん自分自身の利用頻度にもありますが、速度と料金に見合うだけ利用が見込めか否かではなく
速度が上がれば時間短縮もなります。
1Mbps・せめて500Kbps程度確保出来れば、違ったPCの使い方が出来るかもしれません。
今後みなさんがネットの帯域を十分に活かして気軽に利用できことを願っています。
一つ前に戻る。

トップページへ戻る。